草の根無償「イロバスコ市ラス・ベガス地区初等学校移転計画」竣工式

　２０１３年１０月３１日、カバーニャス県イロバスコ市内で、「イロバスコ市ラス・ベガス地区初等学校移転計画」の竣工式が開催され、当館を代表し三井参事官が出席したほか、教育省カバーニャス県事務所長等関係者約２００人が集まり、記念碑序幕、記念植樹等が行われました。

　本計画は、総額９万９千５００米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じた協力であり、学校の移転（４恒久教室、校長室、厨房・倉庫、雨水貯水槽等の建設）を行いました。

　同校には児童・生徒１６９名が在学しており、１９９６年に開校して以来今日まで、古い土壁民家を借りて授業を行っていましたが、本計画実施により、同校の教育環境が大きく改善されることになります。


（受益校校長の声）
今月、本校で初めての９年生（日本の中学３年生に相当）が巣立ちます。その折に新校舎を竣工することができ、皆で大変喜んでいます。本校は対象地域では唯一の学校なので、遠い場合は２時間かけて通学してくる子供もいます。今般のプロジェクトを通じて本校を支援してくださった日本の皆様に心から感謝しています。

（デルミー・カラバンテスさん）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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